加齢によって出来る角化症
(老人性いぼ)
加齢によって出来る角化症は、顔、首、頭が好発部位ですが人によっては体にも出来ます。
ほとんどの方が40歳を過ぎる頃から見られるようになります。
顔に出来ると、「ふすべ」や「老人性いぼ」と言われます。
いぼのように盛り上り、茶色~黒色の結節でかゆみも伴う時もあります。
しみとの識別がしにくい時がありますが、盛り上がりを触れる時は角化症です。
しみと角化症が混在している方も多くいらっしゃいます。
首は「糸状いぼ」と言われ、プツプツと1~2mm程の突起物が出来ます。
治療方法
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液体窒素による冷凍凝固術(保険治療)
角化症の場合は、ウイルス性いぼと同様に液体窒素での冷凍凝固術で治療を行います。
首の小さな突起物は、医療用のはさみで切り取ります。
はさみで切った方が、レーザーや液体窒素での処置より傷跡がきれいでほとんど跡が残りません。